真白き富士の根、緑の江の島
仰ぎ見るも今は涙帰らぬ十二の雄々しき御霊に捧げまつる胸と心
ボートは沈みぬ千尋の海原
風も浪も小さき腕に力も尽き果て呼ぶ名は父母恨みは深し七里ヶ浜辺
み雪はむせびぬ風さえさわぎて
月も星も影をひそめ御霊よいずこに迷いておはすか帰れ早く母の胸に
明治43年、鎌倉の七里ケ浜沖で、逗子開成中学の学生らが乗ったボートが転覆。
その犠牲者12名の死を悼むため、当時鎌倉女学院の教諭だった作詞者が、 それまで別の歌詞で歌われていた曲に新たな歌詞をつけて女生徒たちに歌わせたことで有名になった歌です。(鎌倉女学院は逗子開成中学の兄妹校)。
曲名が「真白き富士の嶺」となっている場合がありますが、 なぜ2パターンあるのかはわかりません。 ただこのボート転覆事件を映画化した大映映画のタイトルは 「真白き富士の嶺」となっています。 この曲が主題歌です。
また作曲者についても、J.INGALLSと紹介されているものと、 Gardonと紹介されているものがあり、どちらかはっきりしません。
とても清楚なメロディですが、歌詞はあまり好きではありません。多分私が持っているテープの音源のせいです。いちいち裏声で歌い上げるのがうるさいのです。恋の歌ならいくら大げさでも構わないのですが。
全く関係ないのですが、歌の出だしが「琵琶湖周航の歌」の出だしとよく似ているので、バックでこっそりフレーズを重ねています。